ゴミ

レザークラフトの話 comments(0) - ねこ山
母の住んでた貸家の片付けがなんとかギリギリ間に合いまして。。。
疲れました。暑かったし。。。
思えばここ5年間で3回目の移転片付け。その度ごとに大量のゴミ処分。
このたびも軽ワンボックスで10回以上は処分場に運んだような。
一番始めの5年前の8月は20回以上は処分場に通いました。
しかも父が唯一残したエアコンもラジオもない軽ワンボックスカーで
当時はつらかったけど、今となったら良い思い出です。
な〜んでもそんなもんかね。

私の親、このたびもだけどバブルの時代に繁盛していたせいか
高そうな
は残ってるんです。
大量の金具や和紙もそうだけど、着物なども沢山。
しかし、私達は無頓着なのでそれをどうすれば良いかもわからず、
お隣に無料で差し上げたり、ゴミとして処分したり。


どんな良いものでも、使えない、使わない人にとっては、ただのゴミです。
そんなもの。

以前、まだ動く
「NIPPY電動革すき機」も金属屋さんで2,000円と交換しましたが、
あとで調べると結構なお値段だったみたいで。。。(-"-;
あんな重たくてでかいもの置いとく所もないし、仕方ないし。

このたび最後に残されたのは電動の
「腕ミシン」
うでみしん
年代物ですが、まだまだ相場も高値で「Yakumo 681L」という良いものだそうで。
保間場所もないので、とりあえず車の中で寝てます。
この子もずいぶん重たいんです。(-"-;

家庭でミシンを使う人は少なくなってるんですが、
近ごろは、趣味で手芸を始める人にこの腕ミシンは需要が高いそうで、
街の中古屋さんへ売りにいこうとは思ってるんですが、
県外の都会のミシン屋さんの方が高く買い取ってもらえそうだし。でも、

うで
大量のミシン糸もあるので、どうする?ってとこ。

これを読まれた方は
「あなた、革細工するのにどうして使わないの?」
疑問をお持ちでしょう。

使い方がわからないし、手芸にも興味はないし、
色革で袋物を作ることも私にはないだろうし。
ねこ山工房には、
これまた母が持ってた
レトロ調のSINGERの革用足踏みミシンがありまして。。。
使わないんですが、雰囲気が好きなので保管してるんです。


使えない、使わない人にとっては、ただのゴミなので、
大切に使って頂ける人に売ってあげた方がいいよ。とよく言われるんですが、

わたくし、母とおなじく、
ムダに溜め込む人でして。。。
お金は貯めないで、物ばかり増える。。。(-"-; ダメな人間です。



「この子もそばに置いときたい。」


そんな悪い心がザワザワざわついてます。(-"-;


だめだめ!


使えない、使わない人にとっては、ただのゴミ!



私も家ではそんな立場です。(-"-;




片付けが終わったあと、妻がぽつりと言いました。


「みんな仕事で忙しいからどうなるかと心配してたけど、
 よかったぁ〜。 あなたが仕事少なくてヒマで。」

 

 
と。。。。。(-"-;


まったく喜べなかったです。(--,)







 
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